Forbidden Knowledge

>>5
インスの場合でもB.O.S.の場合でも、ファーハーバーのメインクエストをクリアしてからこのクエスト（もしくはSearch and Destroy）を行う合理的な理由はある。
それは「主人公がカスミを人間だと思っている」場合だ。

カスミを「（サイトのような能力で）夢を通じてインスティチュートの光景を見てしまい、自分を人造人間だと思いこんでしまったただの人間」とする場合、主人公にカスミを殺す理由は無くなる。
この場合、先にカスミを納得させるために島の状況を収める必要がある。
そしてカスミが連邦に帰った後に、存分に組織の力を使ってアカディアを滅ぼせばいい。
（クエストマーカーでは連邦にいるカスミも目標として表示されるが、実は無視してもクリア出来る）

この場合、メインクエストをクリアする過程でDiMaには少なからず嘘を付くことになるが、なに構うことはない。
最初にインスティチュートの人間だと告げた時に、DiMa本人も言っていたじゃないか。
「インスティチュートは騙し討ちをするものだと思っていた」と……。

勝手に自己改造した第二世代、人造人間メインの社会を築き上げた第三世代たち。
DiMAに自分がインスティチュートの人間であることを知らせると、『興味深い観察対象だと思って放置してくれ』と言ってくるが、とんでもない。
このような極めて高い危険性と学術的価値を持った集団を『解体』せずして何がインスティチュートなのだ。

実はインスティチュートにとって前例が少ない連邦外部への本格的な遠征作戦である
…というのも、彼らは基本的に連邦での活動にしか一切興味を示しておらず、よほどの理由がなければ連邦外部へと赴くことはないからである
ゲーム中で確認されている遠征は、前作「Fallout 3」でジマー一行がキャピタル・ウェイストランドに訪れた作戦ぐらいのもので、こちらはジマーの行方不明という結果に終わっている
このため、基本連邦外部へと逃げ出した人造人間を無理に追うことまではしておらず、レールロードやアカディアもこの性質に付けこむ形での逃亡を図っていた（ファー・ハーバーで遭遇する単独行動のコーサーなど、必要に応じた小規模の調査・偵察程度は多少やってる模様）
アカディアの場合、アイツの偵察と報告で回収可能な人造人間の数の多さと拠点の位置情報の詳細が分かっていた点が考慮され、実行が許可されたのかもしれない

アカディアの人々にしてみれば、Search and Destroyより悲惨じゃないかと…
インスティチュートから必死こいて逃れて、全く無縁の外海の島まで遥々やって来てようやく安住の地を得たと思ったら、そのインスティチュートにまた襲われるんだもんなあ…

インスティチュートが絶対に来るはずのない島に響き渡る、第一・第二世代人造人間兵士の無機質な声とインスティチュートライフルの銃声…
アカディアの脱走人造人間…特にインスティチュートがトラウマになってる住人にしてみれば、正しく阿鼻叫喚の悪夢以外のナニモノでもないはず

一通り終えてきたなら結局ただのチクリ魔みたいだからオススメはしない
和平エンドで島から帰ってきたなら特にレールロード以外には報告すべきじゃ無い内容だね
BOSやインスに報告すると111は行き当たりばったりで八方美人やってるだけの何がしたいのかよく分からないキャラな展開になる

DLC「ファーハーバー」において、インスティチュートのDr.モーズリーにアカディアの存在を報告することで発生するクエスト
インスティチュート側でのアカディア殲滅作戦であり、BOS側の「Search and Destroy」と概ね流れは一緒